PyCon JP 2017 に参加しました。
9月8日と9日に開催されたPyCon JP 2017に参加してきました。
いくつかの登壇者の講演を聞くことができましたのでまとめました。
- 野球を科学する技術〜Pythonを用いた統計ライブラリ作成と分析基盤構築
- ドローンのフライトコントローラをPythonで制御してみた話
- Pythonで実現する4コマ漫画の分析・評論 2017
- Pythonの本気!RaspberryPiやEdisonを使ったIoTシステムの構築
- メディア会議
- ブースを初出展しました
- まとめ
野球を科学する技術〜Pythonを用いた統計ライブラリ作成と分析基盤構築
野球の統計モデルをPythonで実現する方法について紹介します.スクレイピング(Scrapy,Beautifulsoup),データパイプライン(Airflow),可視化ツール(Jupyter,Redashなど)を駆使し,野球統計学「セイバーメトリクス」を用いた野球選手の評価方法および,野球統計パッケージ(自作)について解説していました。
お話を聞くと野球シリーズで統計モデルをトークしている方でした。書籍で統計関係を見ていたので実際にお話を聞くことができ面白かったです。(ちなみのその会場は満席。)
ドローンのフライトコントローラをPythonで制御してみた話
著しい進化を遂げたドローン(マルチコプター)が近年では流通しているが、その中核となるフライトコントローラはブラックボックスである。機体の価格も下がり今では個人で購入できるものもあり、気軽に飛ばせるようになったが、まだまだ発展途上であるガジェット。今回はPythonや航空力学などを用いてドローンのフライトコントローラとなる部分を開発し、その経緯を報告する
手作りのドローンを見ることができ、おもしろさを感じました。フライトコントローラをラズパイに変えてプロペラを動かす話でした。
Pythonで実現する4コマ漫画の分析・評論 2017
前年は4コマ漫画を対象にコマ毎の画像を切り出す手法までについて発表しました。今年はそれらの画像からデータを抽出して分析・評論を行うまでを発表したいと思います。
4コマ漫画の分析というタイトルに惹かれて聞きました。話の運び方等が上手く、「ゆゆ式」がわからない中で楽しかったです。漫画のセリフをデータ化するためにGoogle Cloud Vision APIを使用し、OCRにするのですが、漫画の縦書きを抽出するのは難しそうです。
Pythonの本気!RaspberryPiやEdisonを使ったIoTシステムの構築
IoTの仕組みをPythonで殆ど構築できるので、その実践と紹介を。 ・サーバー機能 Flask ・ネットワーク機能 Requests ・データーDB SQLite ・数値計算 NumPy ・ハードウェア制御 akilib ほぼPythonのみで完成したIoTシステムが構築できます。
IoT時代においてPythonは最強!っというお話でした。確かにハードウェアを制御するためのライブラリがそろっているので、何かものを動かそうと思えばできる状況になったと思います。
メディア会議
メディア会議は今年初めて開催する新しい企画のことでした。
ことでした。技術書の著者、編集者が登壇し、本ができるまでの話、書いているときの苦労話を聞くことができました。どうやって会社員の方が書くことができるのかなと興味津々でした。
登壇終了後の写真。@kara_dさんお疲れ様です。
ブースを初出展しました
今年は弊社「株式会社 日本システム技研(JSL)」のブースを出展しました!(シルバースポンサーをさせて頂きました。)
長野から、python発信の日本システム技研さん#PyConJP pic.twitter.com/yuhygrFLP6
— Takaaki Hagino (@aki_ae92) 2017年9月8日
まとめ
私は今回初めて参加しましたが、参加者の方の印象がデータアナリスト・分析者の方が多かったような気がしました。
いつも思うですが、自分の思いとしては、
- プレゼンテーション能力を磨こう。
- 英語ができるようにがんばろう。
これからもさらに勉強していきたいと思うようになりました。